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1 :名無しさん@おーぷん 2015/04/07(火)16:46:28 ID:hvd
 代打の神様と呼ぶにふさわしい存在感だった。

 5日の広島戦で移籍後初のサヨナラ打を放ち、チームを5年ぶりの6連勝に導いた中日・小笠原道大内野手。
延長12回1死満塁、外角低めのボールに体勢を崩しながら、左前に運んだ。通算2108安打の技術と執念が詰まった一打だった。

 これで今季は代打で3打数3安打2打点、1四球。成功率は驚異の10割だ。
昨季も代打で球団記録に並ぶ6打数連続安打をマークするなど、比類なき勝負強さを見せている。

 中日にFAで移籍したのは一昨年のオフ。日本ハム時代から師弟関係にあった落合博満GMの就任直後だった。移籍に際し、2人の絆が少なからず影響したことは確かだろう。
ただ、巨人での最後の3年間、出場機会に恵まれず、かつての師の下、新天地で再起を図る。小笠原はそうしたストーリーで語られることを嫌う。




2 :名無しさん@おーぷん 2015/04/07(火)16:47:03 ID:hvd
指揮官のために忠義を尽くす姿勢

「谷繁監督を胴上げするために来た」

 入団会見での宣言だ。その後も事あるごとに「谷繁監督の力になりたい」と繰り返してきた。
契約を決め、救いの手を差し伸べてくれたのがGMだったとしても、ユニホームを着れば現場の指揮官のためにに忠義を尽くす。代名詞のフルスイングとともに、“サムライ”と称される男らしい生き方だった。

 35年ぶりの開幕3連敗スタートと窮地に立たされていた谷繁監督に、自らの劇打で就任後初の6連勝、単独首位をプレゼント。
お立ち台では「うれしいことですが、まだ始まったばかりで先は長い。少しでも結果が出るように頑張っていきたいと思います」と兜の緒を締めた。

 男気あふれる41歳の恩返しの物語は、まだ序盤だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150407-00010011-fullcount-base