http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160717/k10010599281000.html

野球の日本代表が、来年開かれるＷＢＣ＝ワールド・ベースボール・クラシックに向けて、ことし１１月にメキシコ代表とオランダ代表を招いて強化試合を行うことになりました。
今回の強化試合は、日本代表が２大会ぶりの優勝を目指す来年のＷＢＣに向けて、新たな戦力を発掘するとともに、本番を見据えた戦い方を試すために行われます。
試合会場はいずれも東京ドームで、１１月１０日と１１日にメキシコ代表と、１２日と１３日にオランダ代表と合わせて４試合対戦します。
記者会見した日本代表の小久保裕紀監督は「メキシコ代表は大リーグの選手も参加し、強いチームを編成すると聞いている。オランダ代表は、ソフトバンクのバンデンハーク投手やヤクルトのバレンティン選手などレベルの高い選手がいる。日本代表にとっていい強化試合になる」と話しました。
そのうえで、小久保監督は大リーグに所属する日本の選手について、来月渡米し、ＷＢＣに参加する意志があるか本人の意向を聞いたうえで球団側と交渉していく考えを示しました。
山田選手「世界一目指す」 大谷投手「責任感持ってプレー」
ＷＢＣを見据えた強化試合が決まったことについて、ヤクルトの山田哲人選手は「個人的には結果にこだわって勝利に貢献できる活躍をしたい。ＷＢＣではやるからには世界一を目指したい」と話していました。
また、日本ハムの大谷翔平投手は「代表のユニフォームを着るからには、責任感を持ってプレーしたい」と話していました。